会社設立を司法書士に依頼するメリット
会社設立を司法書士に依頼する5つのメリット
まずは、司法書士に外注した場合のメリットを確認しましょう。
会社設立に関する手続きをまとめて依頼できる
司法書士は、会社設立の手続きに関して、ワンストップで対応することのできる存在です。
会社設立手続きのサポートを依頼したい場合、「司法書士・行政書士・税理士のうちどれに相談すればいいの?」とお悩みの方も少なくないですが、会社設立の登記申請は司法書士にしかできません。
実際に、税理士や会計士が会社設立代行業務を行う場合は、提携している司法書士と協力して業務にあたっています。
ミスの少ない会社設立手続きが期待できる
司法書士は、多くの法人登記を行っている、言わば会社設立の専門家です。そのため、司法書士事務所に依頼することによって書類によるミスや不備などが起こる可能性を大幅に減らすことができると考えられます。
わざわざ法務局などに行く手間がかからない
会社設立手続きを進めるためには、公証役場で定款の認証申請に行く必要があるだけでなく、法務局に出向いて会社設立の登記申請も行わなければなりません。本業に追われる中、役場や法務局へ出向くのは、もったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。
その点、司法書士事務所に依頼することで、公証役場や法務局での登記申請をまとめて依頼できるため、自分が出向く時間と労力を削減することができます。
印紙税4万円を抑えられる
司法書士に依頼した場合、定款認証を行う際に必要となる印紙税4万円が不要となるのもメリットです。
定款認証を行う場合には、従来通りの紙に印刷された定款と電子文書形式の電子定款があり、司法書士に依頼した場合は電子定款による電子認証が可能なので、従来の定款認証でかかっていた4万円がいりません。
会社設立後のサポートも充実している
司法書士は、会社設立時に限らず登記の専門家です。そのため、会社設立後に必要となる登記手続きもサポートしてもらうことができます。
役員が任期満了によって役員変更登記を行わなければならない場合や、本社を移転する、資本金が増えるなど、さまざまなシーンで頼りになるでしょう
司法書士に外注した場合のデメリット
逆に、司法書士に外注した場合のデメリットも確認していきましょう。
外注費用がかかってしまう
司法書士に会社設立手続きを依頼した場合、自分で対応した場合には発生しない
経理・税務に関する相談には弱い
司法書士は登記のプロであり、会社設立の手続きをワンストップで任せることのできる存在ではありますが、会社の経理業務に関して相談したい、節税に関して相談したいなどといった場合には、司法書士では対応できません。
あくまでも会社設立や登記に関する業務にとどまるため、会社の経理について、節税についてなどを相談したいのであれば税理士に依頼する必要があります。
「会社の経理業務に関して相談したい、節税に関して相談したいなどといった場合には、司法書士では対応できない」という点は、特に初めての起業の場合にはハンデとなります。
会社を大きくしたいなら、税理士または公認会計士と契約し、そこと提携している司法書士に公証役場における定款認証や法務局における登記申請を担当してもらいましょう。
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